着せ替え人形『ジェニー』のモデルになった 伝説のアイドルは?

「ジェニー」はどこへ行った?

 

最近 おもちゃ屋さんでは見かけることが無くなった着せ替え人形「ジェニー」

「ジェニー」はタカラトミー製の着せ替え人形です。

しかし現在は別の会社で生産され おもに「リカちゃんキャッスル」で販売されるのみで

タカラトミー製の「ジェニー」は2008年に生産が中止されています。

その後、2010年~2013年頃に新商品が出ていた記憶があるのですが

近年はぱったり見かけなくなったので、やはり新商品の「ジェニー」は

「リカちゃんキャッスル」でしか入手できなさそうです。

 

あんなに人気のあった「ジェニー」が、タカラトミーから離れてレア商品化されているのは

「ジェニー」で遊んだ私としては少し寂しく感じてしまいます。

 


 

「ジェニー」と「リカちゃん」

 

この「ジェニー」、私にとっても 思い入れのあるお人形でした。

90年代のヒット時期には数多くのフレンドドールが発売され、専門雑誌もありました。

 


 

実は90年代の一時期、同じくタカラトミーから発売されていた「リカちゃん人形」の人気が少し下火になりました。

リカちゃんに代わるようにして、おもちゃ売り場の着せ替え人形コーナーにずらりと並んだのが

「ジェニー」でした。

1980年代のリカちゃん。シンプルなストレートヘアにつぶらな瞳が愛らしい、子供らしさの残る顔立ちですね。

リカちゃんは11歳、ジェニーは17歳という設定で

ジェニーシリーズは大人の女性にも人気が出たと推測されます。

リカちゃんは上下が繋がったワンピース型のお洋服が定番でしたが、

ジェニーは身長が高いこと・年齢が高いこともあって

大人っぽいドレスや上下が分かれた洋服(シャツとスカートが別々)など、バラエティーに富んだ服装が可能だったのも受けましたね。

 

設定年齢こそリカちゃんが下ですが、発売されたのはリカちゃんが1967年、ジェニーは1986年なので

リカちゃんの方が着せ替え人形としてのキャリアはずっと長いことになります。

現在も新作のリカちゃんが続々と発売されていますので、本当に息の長いヒット商品です。

 

顔や髪型も時代に合わせて柔軟にリニューアルを繰り返しているので

80年代のリカちゃんで遊んだ私にとっては 現在のリカちゃんは別人のように見えます。

でも、ボデイや雰囲気などを見ると やはり他の着せ替え人形と「リカちゃん」は区別がつくのです。

不思議ですね。

 


 

「ジェニー」バリエーションの魅力

 

さて、当時小学生だった私は既にリカちゃん人形を持っていたので

新しい着せ替え人形を買ってもらうのは難しかったのですが(あまり市販の玩具を買わない家でした)

雑誌やチラシに掲載される「ジェニー」のフレンドドールやバリエーション豊かなジェニーシリーズに夢中になりました。

 

 

それでやっとクリスマスに、ジェニーフレンドとして発売された「オリーブ」をお願いして

お迎えすることが出来たのです。

 

気品ある顔立ちとカール自在なロングヘアが魅力だったオリーブ。

オリーブはフランス人の17歳でサロンスタッフという設定でした。

このように、「ジェニー」シリーズでは 人形の名前はもちろん国籍、肩書、住まいなど

バックグラウンドやキャラクター設定がはっきりしていて個性的。

ポケモンなど現在のキャラクター商品に通じる奥行きがありました。

コレクターの大人にとっても集める楽しさそのものが魅力的だったのではないでしょうか。

 


 

「ジェニー」のモデルとなった伝説のアイドルとは?

 

1990年代のジェニー関連の雑誌を読み返していて知りました。

「ジェニー」には、実在のモデルが居たのです。

その上、ジェニーはもともと「ジェニー」という商品ではなくて「バービー」として売り出されたそうです。

米国製のバービー人形のような着せ替え人形を発売しようとして当時のタカラが開発したのが「ジェニー」だったのでした。

デザインは日本の子どもに受けるように作り 名前は、当初はそのまま「バービー」として発売しましたが

米国企業との契約が切れたあとに改名し「ジェニー」として再デビュー。

その後 時代の波に乗り「ジェニー」は人気の着せ替え人形として活躍したのでした。

 

子どもの頃はファッションページばかり読んでいましたが、ジェニーの雑誌にはそんな開発裏話も掲載されていたのでした。

 

そして、ジェニーのモデルとなったアイドルがこちら。

 

 

アグネス・ラムさんです。

日本で初めてのグラビア・アイドルとして1976年からブームとなり

ハワイ出身の健康美と愛くるしい笑顔で 現在に至るまで数多くの媒体に登場し、

伝説となっているスーパーアイドルです。

アグネス・ラムさんは水着の印象が強いので、セクシー系アイドルとして見てしまいがちですが

一世を風靡したビキニ姿も、ハワイの女の子にとっては普段慣れ親しんだ水着。日本のメディアがビキニに注目することに驚いたそうです。

 

小さな顎に大きな瞳、優しい笑顔、ナチュラルな表情など 今見ても魅力的な存在です。

 

 

また、アグネス・ラムさんと「ジェニー」の共通点は外見にとどまりません。

・出身地であるハワイではハイスクール時代からモデル活動をしている=ジェニーもモデルをしている高校生

・14歳に出会ったボーイフレンドと結婚したり日本の冬の寒さが苦手でハワイに住み続けたなど、等身大の人間性=ジェニーもボーイフレンドや実生活を大切にする普通の女の子のキャラクター

など、「ジェニー」のキャラクター設定にもかなり取り入れられたのが分かります。

1983年に芸能界を引退した後は、故郷ハワイで家族と暮らしているアグネス・ラムさん。

 

しかし 日本では着せ替え人形「ジェニー」のみならず、高橋留美子の大人気漫画「うる星やつら」のラムちゃんのモデルとなったり

 

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パチンコ「海物語」で人気がリバイバルしたり

漫画「こちら亀有公園前派出所」にラム巡査として登場するなど、

沢山のメディアで生き続けているスーパーアイドルです。

 

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今は一部でのみ販売されている「ジェニー」も、

実在のモデルであるアグネス・ラムさんのように アイドル全盛期を終えて自分の故郷でゆっくり過ごしていると思えば

寂しさもやわらぐ気がします。

 

懐かしい存在から 新たな気持ちを学ぶことも楽しいですね。

楽しい時間をくれた「ジェニー」に、またどこかで出会えますように☺

 

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