久しぶりのブログそして私のファイロファックス
ずっとブログを書きたかったのだけど書けなかった。どうしてかはよくわからない。
ブログを書く前にやるべきことが出てきて、それを済ませたら次なるタスクが出来てきて、そんなふうに数か月が過ぎていた。
ファイロファックスに綴じ込んだフランクリンプランナー、今愛用中の手帳には毎日向き合っているのに、
パソコンも仕事では週に何回も使っているのに
そのパソコンを開いて、このブログを立ち上げることが出来なかった。
私のファイロファックスは、カメレオンという鱗状の模様が圧されたシリーズで、色はくすんだ赤色。
2016年頃に購入したバイブルサイズのバインダー。
その後、手帳は色んなものを使ってきたのだけれど
この赤いカメレオンは軽くて(革とバインダーのリング金具が軽量)、丈夫で、革が容量に合わせてある程度伸びてくれるのでとても使いやすい。他のバインダーを使っても、数か月おきには赤いカメレオンに戻ってきてしまう。
スケジュールやメモや勉強内容、参照するべき書類、走り書きした紙を大量に挟み込んでいるのが
現在の私のシステム手帳なのだけど、こういう混沌とした個人的な紙類をワシッと束ねてくれるツールとして
鱗模様のある赤いカメレオンはとても合っている気がする。
たとえば黒い新品のコードバンで作られたバインダーは、新品だと80000円くらいするし、リングも革も重厚で「革の宝石」と呼ばれたりする。
たぶん今の私には宝石レベルのバインダーは使えない。
台所仕事をしながら あれっと思い出してスケジュール確認をするときにも
急いでメイクを切り上げて長靴で玄関を走り出る朝にも
就寝前にストレッチをしながら仕事内容を見返すときにも
今の私にはこのバインダーが丁度いいんだなと改めて思う。
仕事と家事と買い出しと通院と散歩と
そんな日常の合間に繰り返し開くのがシステム手帳のバインダーだ。
どんなに高級なバインダーでも
私はワセリンのついた手で触ってしまうし
バインダーをカバンに放り入れたり、その上から重たいポーチや水筒を突っ込んだり
雪道を歩きながらページを開いたりしてしまうだろう。
そうすることが私の生活で、そんな中で一緒に動いてくれるのが私の赤いカメレオンなのだ。
当たり前のことを書いているんだけど
当たり前が見つかるまでに、たくさんいろんなことがあったなあと思い出す。
久しぶりにブログを書いたらスッキリしたので
パソコンを閉じて、赤いカメレオンをひらいて仕事の計画を立てよう。
とりとめのない内容をたまにはブログに書こう。
とりあえずインスタントコーヒーのためにお湯を沸かそう。