第59回高文連道南支部美術展
教室の生徒さんが出展されるので、毎年楽しみにしています。
高文連道南支部の美術展に行ってきました。
函館市芸術ホールの地下ギャラリーは、今年も力作であふれていました!
私は高校時代、高文連という存在は知りませんでした。
武蔵野美術大学に入ってすぐのころ、師事していた教授が高文連の全国大会の審査員をしていたので
審査の会場に連れて行ってもらいました。
そこで、初めて高文連を知りました。
私自身は美術部ではなかった、というか
部活動はせずに美大受験予備校に毎日通っていたので
学校では授業を受けることにのみ集中していました。
志望の美大は倍率13〜20倍だったので、とにかく受験に向けて突っ走る日々でした。
自分の作品は、予備校から帰って来た深夜に自室で描いていたので
高文連の会場を見るたびに
学校で、部活で、こんなふうに作品が描けるなんてとてもいい高校生活だろうなと思います。
と、同時に
もし全国規模で美大受験を目指すならば、部活動と受験対策のバランスは結構難しいだろうなと思います。
高文連で評価されるのと、美術大学の受験は別のことなので
どんなふうに未来へアプローチするかはそれぞれで、
でも
高文連や美大受験 関係なく
ずっと描き続けてほしいなと思う作品ばかりでした。
受賞していない作品にも、光るものが沢山ありました。
改めて、他者からの評価にこだわらず
自身の絵を作り、楽しみ、続けていって欲しいです。