「佐々木美智子写真展-出逢い-」北海道立函館美術館に行ったこと

今日書いておかないと後悔すると思ったので書きます。

写真家・佐々木美智子さんの写真展を見に道立函館美術館へ行ってきました。

道立函館美術館の展覧会情報ページ

 

この日記を書くことが、私の自己顕示欲のためだったりしたらイヤだなと思います。

ブログに書かずに、紙のノートに書きつけておくべきかも・・とも思いました。

 

でも、すごくよかったのです。

私は佐々木美智子さんの写真展を見ることが出来て、この会場に足を運ぶことができて

幸せでした。出かける時間をくれた家族に感謝です。

 

会場に入ると、数メートル先に佐々木美智子さんご本人がいらっしゃいました。

硬い美術館のフロア、椅子も使わずに立っていらっしゃいました。私が美術館にいた時間、ずっと佐々木さんは立たれていました。

もう、その姿も凄かったのです。立ち姿もとてもきれいでした。

 

大きく引き伸ばされて 布地のような支持体にプリントされたモノクロ作品がありました。

1960年代の東京、まるで私もその場にいるような感覚に陥りました。

大きな写真作品の意味が、今日わかりました。(今まで分からなかったんだな)

 

作品を見終えたあと、お礼が言いたくて佐々木さんの傍へいき

私もゴールデン街が好きだけれども、緊張してお店には入れなかった、と言いました。

私は新宿で過ごす時間が好きですが、ゴールデン街ってやっぱり別格なのです。

私にとってはふらりと入れる感じではなくて、だいたい二丁目三丁目付近で飲んでいました。

 

そのことを言うと、佐々木さんが私の腕をぎゅっとつかんでくれました。

この感触もふくめて、佐々木さんとのやりとりが全部

「印象的というのはこういうことを指すのか」と思えるほどの素晴らしい印象で

どうしても見合う言葉が見つけられない自分がいます。でも、「それはもう仕方ない」と思います。

 

函館経済新聞の記事 函館ゆかりの佐々木美智子さん写真展 函館ではキャバレー「未完成」に勤務

 

2023年5月28日日曜日が最終日です。

もっといっぱい書きたい気もしますが、言い表せない感動はもうしばらく、かたちを与えずに味わっていたい。

写真も人も、「出逢い」に集約されていきます。

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