水彩絵具による花のスケッチ|空き時間で少しずつの描き方

 

水彩絵具による花のスケッチです。

 

部屋に飾っていたカーネーションが、だんだん枯れてきたのですが

その、しなびてきた花の姿がとてもいいなあと思ったので日常の一コマとして描きました。

先日、仕事(絵画教室)の日にちょっとずつ描きました。

 


 

【使用した道具・画材】

・透明水彩絵の具(セヌリエ・ホルべイン・クサカベ)

・下描きようの鉛筆(2Bくらい)と練り消しゴム

・絵筆2本(丸筆 細いのと太いの)

・筆洗(筆を洗える容器ならなんでも)

・筆拭きようの布(私は古くなったハンドタオルを使っています)

・水彩紙(この日はスケッチブックでした)

・マスキングテープ(色柄のない、画材として売っているものが絵の邪魔にならず、紙からも剥がしやすいです)

・食塩(いつもキッチンで使ってる塩を使いました)

 


 

1・下描き

水張りなどはせずに、気楽に描きだしました。

 

まず、スケッチブックの四方にマスキングテープを貼ります。

それから、あまり考えすぎずに

自分の描きたい雰囲気で 目の前の花をスケッチします。

 

 

(このあとに家事などをして、絵はいったん休憩しました。)

 

 

2・下塗り

下描きがまとまったら

太めの筆に水をたっぷり含ませて、背景全体をぬらします。

画面がぬれているうちに、絵の具を筆にとって画面においていきます。

さらに、食塩を少量ずつ、画面数か所においておきます。

 

この時点では、花や花瓶は塗り残しています。

 

 

(このまま画面を自然乾燥させるため 再び放置します。その間に仕事をしてきました。)

 

 

3・描き進める

画面が乾燥したら 続きを描きます。

色もなじんで、食塩による効果もでてきた状態です(背景に白抜きで模様が出ている部分)。

花や茎、葉、花瓶の 「ポイントとなる部分」を細めの筆で描きいれていきます。

全体を塗るのではなく、影になっているところや 形の特徴がよくわかるところだけに色をのせます。

 

 

(このあと、後半の仕事のため再び画面を放置して乾燥させました。)

 

 

4・仕上げ

さいごに、完成に向かって描き進めていきます。

さきほどは塗らなかった部分を、バランスを見ながら塗っていきました。

描写やタッチなども、必要があれば 仕上げの時点で描き足していきます。

あまり細かくなりすぎないように

あくまで雰囲気重視で、細密描写には走らないよう

絵筆のタッチが残るように描いていきました。

 

「なんとなくこの花の印象が描けた気がする」

と思ったところで、終了にしました。

 


 

空き時間で少しずつ描く水彩画

この日の絵は、日記のようなスケッチです。

肩の力を抜いて楽しみながら

自分が「この花はこんなふうだった」という記憶を描くためのもの。

 

ですから

絵の雰囲気と 自分がこの花に抱いた印象が重なったところで

すみやかに筆を置いています。

描き過ぎることで、印象が変わってしまたりするのはもったいないので、。

 

描きたいものを描くために描きすぎない練習

 

こういう、1日の中で何回かにわけて制作していくやり方だと

気軽に続けられる気がします。

 

何時間もぶっ続けで画面に向かえなくても絵を仕上げることができます。

この絵は1日で仕上げましたが、もちろん 制作が数日にわたってもいいと思います。

 

 

ぽつりぽつりと、その日・その時の記憶を記していくようなスケッチは

描いているときも、あとで見返すときにも気軽で楽しめます。

 

 

*今回使用した 蜂蜜で練られたセヌリエの固形透明水彩絵の具は、発色も伸びも素晴らしく少量でも十分な効果が得られるため、重宝しています。
私は少量しか使っていませんが とても伸びるのでほとんど減りません。
結果的に、コスパのいい絵の具という感じです。

 

 

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