水彩絵の具による静物画(食べ物)の描き方/写真9枚でコツや塗り方、使い方を簡単解説 

水彩絵の具による「ケーキと紅茶の静物画」 メイキングです。

道具は

  • 固形透明水彩絵の具
  • 絵筆(水彩画に適したもの)
  • 筆洗
  • 筆をふく布
  • スケッチブック
  • シャープペンシル
  • 消しゴム

です。

 


まず、スケッチブックに鉛筆で下描き をします。

この時点では、あまり描きこみはしていません。

カップやケーキ、お皿の形がくるわないように、ていねいに確認しながら描きます。

 


カップ、ケーキ、お皿などの とくに暗い部分に影の色を置きます。

このあと画面全体を塗るのですが、

その前にアクセントをつけておくと

影や形を見失うことがふせげるので目印のような目的で影の色を塗りました。

また、背景のブルーもこの時点で塗りました。

 


一番明るいところは紙の白をそのまま残して、

暗いところや、やや暗いところを塗っていきます。

今回は、温かみのある画面にしたいので

イエロー・赤・茶・緑・・・など

アースカラーで塗っています。

 


紅茶の水面の映り込みや、ケーキの細部お皿の影など

やや暗めの色(茶・青・赤など)を使って

細かい部分を描きこんでいきます。

 

 

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青と紫 をメインに使って、さらに細部を描いていきます。

この時も、明るい部分は紙の白をそのまま活かしたいので、

紅茶の映り込み、お皿の明るい部分、フォークの光っている部分などは塗りません。

 

描きこんでいって完成です。

 

 


今回使った筆は2本でした。

紙が弱いと水彩絵の具で塗っているうちに 紙が水分を吸って凸凹になってしまうので

紙は水彩画専用の水彩紙厚手の画用紙をオススメします。

 

 

また絵の具パレットですが
私は色々なメーカーの好きな絵の具を単体で購入し寄せ集めて使っています。

中でも 蜂蜜で練られたセヌリエの固形透明水彩絵の具は、発色も伸びも素晴らしいです。

少量でも十分な効果が得られるため、重宝しています。
単価としては高いように見えますが 少量でキレのある描写が出来るため
結果的に、コスパのいい絵の具です。

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

 

 

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