漫画デビュー当時はパソコンもネットも使わなかった話

管理人が漫画家デビューした当時は、パソコンもネットも使わなかったという話をしたいと思います。

 

パソコンがなくても仕事ができた

私がパソコンを触りはじめた当初(2000年頃)は、メールを1通送るのに送料がいくらかかるのか心配していました。

基本的なことが何もわからないままにパソコンを触り始めたのでした。

ホームページはタグ打ちでしか作れませんでした。サイトは、メニューとページにわかれた作りがスタンダードでした。

でも当時は、私ふくめてみんな パソコンが使えなくてもマンガ・イラストのお仕事をしていましたし

郵便と電話、FAXでやりとりをして、あとは直接会って打ち合わせ等をして仕事をしていました。そう、そんな時代だったのです。

 


漫画デビューは手さぐりでスタート

最初の漫画雑誌への持ち込みは、イラストのファイルを持っていきました。漫画はまだちゃんと描いていなかったけど、何かしらアドバイスが欲しくて。

あろうことか編集長さんに対応して頂きました。丁寧にファイルを見て「漫画を描いて持ってきて」と一言。

それでやっと「漫画描かないとな」と思いました。

漫画デビューしてます・3社で受賞しました、というと「才能あったんだね」と言われますが、自分は才能じゃなくてしつこく持ち込み・投稿を繰り返していただけです。

毎週読み切りを描いて編集部に持ち込みをして数ヶ月間、名刺を頂けませんでした。

ただ、珍しい話ではないので、気にならないだけです。


 

初めてデジタルで原稿を描いたとき

しばらくアナログで原稿用紙にペンやスクリーントーンで漫画を描いていましたが、

ある連載の仕事が決まった時に「紙じゃダメですソフトを使ってください。郵便じゃなくてデータ送信で原稿を送ってください」と言われ、慌ててヨドバシでマンガ用のソフトを買ってきました。

データ送信も初めてやりました。


 

なにはなくとも、始めることはできる

何が言いたいかというと、どんな事でもなんとかなるし、やりながら覚えていけるから、とりあえず動くのが大切かな(^-^)ということです。

私の体験には恥ずかしいことが沢山あるかもしれないけど、その都度自分で調べたり、周りの方が教えてくれたように動いてみたら出来るようになりました。

感謝です。

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