pupuさんの作品について

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この文章は、北海道新聞の記者Nさんから 中学生画家「pupuさん」の作品についてコメントを求められた際に書いたものです。(pupuさんは絵画教室アップルムーンの生徒さんでもあります)。

 

 

通常は教室の生徒さん作品についてブログに書くことはありませんが、今回は記者さんに提出し一部は新聞に掲載された文面なので、こちらのブログに掲載しておきます。

 

 


 pupuさんの作品を、pupuさんが小学校のころから絵画教室の講師として見させて頂いてきました。
 近年のpupuさんの作品には、多くの時間とストーリーが練り込まれています。

 

 

 完成作品は一見統一されたトーンに見えますが、実際にはそこに至るまでに幾重にも絵具が重ねられ、春夏秋冬や、朝から昼、夜までの場面すべてを巡るように、描いているうちに画面が変化することもあります。

 

 

 教室作品展などで、pupuさんの作品に対峙した人たちからよく伺う感想として「かわいい」「切ない」「懐かしい」などがあります。
 中学生のpupuさんが日々を送るなかで捉えている「言葉にならない感覚」が、画面に刻まれているからこその感想だと受け止めています。

 

 

 やわらかな色彩の中に描かれる、繊細なモチーフやキャラクターたち。pupuさんの描く作品中のモチーフがほとんど正面(こちら側)を向いていることで、鑑賞者はまるで鏡をみるように画面を見つめることになります。
 そんな作品だからこそ、pupuさんの作品の中に自分の「懐かしい」カケラを見つけることができるのかもしれません。

 

 

月村朝子(絵画教室アップルムーン講師)

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