喫茶とインテリアⅡ NORTH|酒井康之|大福書林|北海道で愛される街角の喫茶店

北海道の喫茶店を取材した書籍『喫茶とインテリアⅡ NORTH』写真・文 酒井康之(大福書林)を予約した書店で受け取りました。
サ力ヰ @kis_sa_kai さんの『喫茶とインテリアⅡ NORTH』(大福書林 @daifukushorin )、函館市内の書店にも届きました❗
まだ少ししか読めていませんが、すごく良いです。店の人格を、ひとつひとつ訪ね歩いているさまがすてきです。また感想書きます☺️ pic.twitter.com/0aWqA34G7n— 月村朝子 (@tukiasa2) October 30, 2020
読み終えて「北海道にあまり縁が無かった人にもぜひ読んでほしい」と思いました。
北海道の気質、この土地ならではの感覚がとてもよくわかる書籍だと感じました。
北海道の個人経営の飲食店は、こんな感じです。
最初はとっつきにくく感じたり、距離があったりしても
通ううちにゆっくり「身内」のような感覚に近づいていく。
でも、身内にはならない。付かず離れずの距離感が絶妙で
慣れるにつれて居心地の良さ(わるさも?)が懐かしくなる。
そんな感覚が本の随所から伝わってきます。
また、本文中に出てくる、私が個人的に「ぐっとくる一文」として
「どうか失わせないでほしい」
という言葉があるのですが
この言葉に集約される著者のスタンスが見事です。
著者の酒井康之さんは86年生まれの会社員です。
この本に出てくる喫茶店の店主さん達の、子どもや孫の世代にあたります。
敬愛するお店に対して、ためらいや謙虚さが見え隠れする文章は温かく、
本をどこから開いても北海道の喫茶店世界に入りこむことが出来ます。
これから寒くなるこの季節、部屋でゆっくり読むのにぴったりの本だと思います。
著者の目を通した喫茶店はこの本の中にありますが、
お店は、訪れる人それぞれに違う姿を見せるものです。
自分が訪れたらどんなふうに見えるんだろう、と想像するのも楽しいです。
気になっているお店に入るキッカケにもなりそうです。
色々な喫茶店にも行きましたがチェーン店が増えて面白くは…
函館で十字街の旧丸井の跡の喫茶室はレトロな音響機器とかあって良かったです
ユックリノンビリとペースチェンジも必要ですよね(笑)
あ~あさん
コメントありがとうございます。
旧丸井跡地の喫茶店は、カフェ・ドリップドロップ(DripDrop)さんですね♪
私も大好きなお店で、コーヒー豆の焙煎もされているので豆を買いに定期的に行っています☺
函館にある個人経営の喫茶店、どこも特色があって好きです*