映画「スラムドッグ$ミリオネア」ダニー・ボイル監督によるインド(的)映画
1990年代に青春を送った管理人にとって「トレインスポッティング」(1996)は衝撃を受けたイギリス映画のひとつです。
ユアン・マクレガーが重要な「狂いどころ」を演じている映画の中でも
「トレインスポッティング」と「ベルベット・ゴールドマイン」は繰り返し観た映画です。
イギリスの映画監督で管理人がとくに好きなのは
ドット・へインズとダニー・ボイルなんですが
DVDを購入したままずっと観ないでいた
ダニーボイル監督映画「スラムドッグ$ミリオネア」をやっと観ました。
観る前は、インドのスラム街で育った少年が
なにがしかの超人的能力を身に着けていた・・という話だと思ったのです。
でも、そうではなかった。
執念につぐ執念、生きることへのまっすぐさ、そしてまっすぐ生きているゆえの「運」が映画全編をとおして伝わってくる映画でした。
「運」ってすごく重要なことで、
まっすぐ生きているゆえの「運の強さ」をもつ人には
映画ではなく日常の中でも 出会うことができます。
そういった運の存在をあらためて思い出させてくれた作品でした。
超おすすめです。