「産後うつは甘え」という発言が甘えでは?と思った理由。

 

先日とある政治家による「産後うつは甘え」との発言が問題になりました。

私はちょうど出産を終えて、初めての育児がスタートしている状況でこの発言を目にしました。

授乳で夜は眠れない、起きている間も自分のことは一切出来ないときでした。

とっさに「産後うつは甘えと言う人のほうが甘えているのでは?」と思いました。

 


 

「産後うつは甘え」という発言が甘えでは?と思った理由。

 

「産後うつは甘え」という発言は、明らかに「炎上ねらい」です。

(ネット上などでわざと批判を浴びるような内容を発信し、

自分の発言や存在を話題にのぼらせる手法を「炎上ねらい」と呼びます。)

 

私はとっさに

発言された政治家は、「産後うつは甘え」という発言で炎上をねらって自分の存在をアピールしたのだと感じました。

この場合、批判・非難を受けるリスクよりも 話題にのぼるメリットが多いと踏んでの行動だったと思います。

しかし、話題にのぼるメリットを期待して

出産・育児というデリケートかつ重要なことに関し

苦しんでいる人たちを咎める内容を発信してしまったこと。

そこに甘えがあったのではないかな?と感じました。

このくらいならリスクよりもメリットが多いはず・・・と考えたのかもしれませんが

今回の件で 炎上したことでのメリットは

ほぼ無いに等しいのではないでしょうか。

 


 

たった1人で出産・育児・選挙戦を駆け抜けたのか?

 

発言をした政治家自身は「産後三か月で衆議院議員選挙を全力で駆け抜けた」から

「もし奥様が「産後うつ」を言い訳にして家事や育児を怠ったら怒鳴りつけて躾けましょう。」

「産後うつは甘え」

ということでした。

 

でも、出産後三か月で、「1人で育児」をしながら

外での活動を回すことは

現実的に「ほぼ無理」ではないでしょうか。

 

 

出産後に体が回復するまで、ほとんどのママは痛みで動き回れない数日間~数週間を過ごします。

新生児は、昼夜とわず3時間おきの授乳が必要です。

また、生後1か月に満たない子どもを外に連れ出すことは出来ません。

 

「1人で産後3か月の子どもを抱えての選挙戦」など無理だと、

子どもを持つ親ならわかるはずです。

 

ですから、当該の発言をした政治家の方は「1人ではなかった」ということなのでしょう。

出産直後から身近にサポートしてくれる人がいて、

生まれたばかりの我が子を預かってくれるようなサポート体制が整っていたのでしょう。

 


 

出産・育児にはサポートが必要。サポートを受けることは甘えではない。

 

サポート体制があることはとても大事で、

そういったサポートを得ることは「甘え」なんかじゃありません。

 

産後のサポートはすべてのママにとって必要なことです。

 


 

それと同じように、

産後うつになることは甘えなんかじゃありません。

産後3か月をほぼ1人で 育児・家事をしながら過ごしているママはたくさんいます。

 

出産・育児は本当に過酷ですし、

産後は女性にとって 人生の中でも上位にあがる大変な時期のはずです。

そんな時期に産後うつになってしまうことを「甘え」とはいえません。

 

1人じゃなくても、

産後という状況でストレスを感じないほうがおかしいと思えるくらい

出産は衝撃的な出来事です。

その後に続く育児も、人それぞれの大変さや苦労があります。

この世の中に、人間が1人増えるのだから

新しい命を産み、育てていくのだから 大変なことです。

 

そして

他人がどんな出産・産後を過ごしているのかなんて

本当に分からないと思います。1人ひとりで体力も状況も背景も全部違うのだから。

自分と比べることではありません。

 

 

「命」や「生き死に」に直結している出産・産後・育児という大仕事について

SNSという場所で炎上をねらってしまったことが 

今回の政治家にとって 最大の甘えだったのではないでしょうか、。

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「産後うつは甘え」という発言が甘えでは?と思った理由。” に対して4件のコメントがあります。

  1. あ〜あ より:

    出産に対する理解が無い人が居るようですね(~_~;)
    今のように医療が発展してない時代では生死を掛けた事なのに
    育児も大変だけど子供の笑顔でチョットほっとします
    「産後鬱…」の人は子供に愛情を持てない人なのかも?

    月村さんの作品に楽しい感じが増えるのを期待してますʕ•ٹ•ʔ

    1. ツキムラ より:

      コメントありがとうございます!
      私も実際に自分で出産するまでは理解できない側の人間だったと思います。
      自分の知らないことが沢山あって、ほかのお母さん達と自分を比べることもできないし、親はみな必死なんだと思うようになりました、。
      北海道に移住してからも、自分の絵ががらりと変わったので
      子どもと暮らすなかでどんなふうに変わっていくのかも楽しみです♪

  2. 工藤香織 より:

    初めまして。
    ほんとですね。私は函館を離れ関東に今いますが、実家も遠く、旦那も仕事が忙しいので、1人で子供を見てきました。最初は人に預けるなんて、怖くて私は無理でした。2人同時授乳もしてきましたよ。今、2歳4歳を保育園のサポートを受けながら育ててます。作品、HPで観ました。すごく素敵ですね。今年は函館に帰れないかなと思っているので、特に函館の絵に心を奪われました!

    1. ツキムラ より:

      工藤香織 様
      コメントありがとうございます。
      1人でお子さん2人を見て育てていくのは本当に大変で、同時に素晴らしい偉業だと思います。二人同時授乳・・私は現在1人でもいっぱいいっぱいですm(__)m。
      作品へのご感想嬉しいです!函館出身の方にそういって頂けると、いっそう励みになります。ありがとうございます!

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