peeps hakodate vol.60『好きに描く。自由につくる。』美術は人から学ぶもの。

 

11月10日発行、函館発のフリーマガジン『peeps hakodate』vol.60。

いつもは発行日前に特集記事の発表があるのですが、今回はそれがなくて

peeps hakodateのFacebook とinstagramでは、2つの画像が見られたのみ。

でも、創刊号から60号までpeeps hakodateウォッチングをしている私には 2つの画像でだいたい目星がついていました。「たぶんアーティストか、現代美術系の特集だろうな」と。

 


 

記念すべきvol.60の特集は、『好きに描く。自由につくる。』で

様々な表現で独自の作品をつくっている作家さんたちが登場しています。

例によって、ネタバレになるのは避けたいので 内容の詳細は控えます☆

こちらのpeeps hakodate オフィシャルFacebookページに、入手できる場所が記されています☆今回もすぐになくなってしまうと思うので、早めのゲットをオススメ致します!

 


 

今回のpeeps hakodate vol.60を読んで改めて思ったのは

何かを学ぶって、結局 その人を学ぶことが核なんだよな~ということでした。

 

たとえば今回のpeeps hakodateの特集には、函館でレジェンド的存在の作家さん達が登場しています。

私は自分でも絵画の制作発表をしているので

作品を見られるもの嬉しいけれど、同じくらいに嬉しいのが 取材記事。

 

各作家さんのインタビューの発言からは「こういう言葉の使い方をするんだ。こういうことをインタビュアーに言うんだ。」ということがわかり、興味深いです。作家さんって、自分の人生そのものが作品だから、それを人に伝えることが 表現行為になっている部分がある。ですから、何を他者に言うか、という点にも興味をひかれます。

 

またアトリエ風景をおさめた写真からは、本棚にある書籍タイトルから日常使われている愛用品まで知ることが出来ます。

そこから得るのは、「こういう本を読んでこういう道具を使っているのか、私もやってみようかな」ということではなくて

ご本人そのものが、周りの環境や持ち物に反映されている・・そこから自分は何を読み取り、感じるか、ということです。

 


 

美術のことだけで言いますが、

美術の技法や歴史、業界のことを学ぶだけでは片手落ちだと 私は思います。

それだけでは、数多の美術家や関係者が生み出してきたムーブメントの表面をさらうだけのことになってしまいます。

テストの点数のためなら、表面上の知識でじゅうぶんですが

ほんとうに自分でその道を生きたいと思ったら、その中に生きた人・生きている人を学ばなければダメです。

 

自分が同じ人間である以上、その人の 人間性・履歴・生活・発言・心理・作品・・・・などから学べることは無数にあり、

それらのことは 個人的なつながりはなくても(当然ですが、他者を追っかけまわしたり迷惑行為をしてはいけません)

発表されている作品や書籍、キャプション・また本人の発信内容などから十分すぎる内容を学ぶことができます。

きっと美術だけでなく 自分が「学びたい」と思える対象を見つけたときには

その中にいる人から学ぶことが一番大事だと 私は思っています。

美術って、ゴーイングマイウェイな印象があり 個性が大事と思われがちですが

学ぶことを学ばなければ、その個性の活かし方すら分からないのではないでしょうか。

個性を重視するあまり人間性が崩壊しては大変です。まさに獣道です。

 


 

今回のpeeps hakodateの特集記事 数十ページは まさに

作家さんその人がしっかり記録されているので、とても嬉しい内容なのでした。

こうやって すぐ近くに 制作しながら生きている人たちがいること。

特集に登場された作家さんは ほんの一握りで 実際にはもっともっといらっしゃいますが

数多くの作家さんを少しずつの内容で紹介されるよりは

お1人お1人をしっかり突っ込んで さらに作品の写真もたくさん見られる今回のような内容が

私は嬉しいのでした。

昨日もらってきたばかりなので、これからじっくり読み返します*

 

次号、12月10日発行のvol.61で、peeps hakodate は創刊5周年だそうです。

また、peeps hakodate編集長さんへの質問を募集しているみたいですよ。

 

 

 

次号も楽しみです!!

 

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