「叱ってくれる人」

 

現在私は、10代をともに過ごした友人たちとは離れた土地で暮らしているので
むかしからの友達とは年に1度どころか数年に1度会えればいいほうです。

友達と話すようなこと、今の日常生活でほどんど話していません。
LINEもやっていないし、生活上の会話と、仕事上の会話がほとんど。
それでも楽しい会話、嬉しいやりとりが盛りだくさんなので、あまり気になりません。

そんな私ですが、大事な友人たちとの会話を懐かしく思い出すことがあります。
それは、おもに友人たちに叱られたときのやりとり。

 

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バイト先でいやがらせを受けていて友人に相談したときに、私がポロっと
「どうせ安い時給だしやめようかな」とこぼしたことがありました。
すると、それまで静かに話を聞いていた友人が
「どんな仕事でも、賃金の安い高いには関係なくしっかり働かなくちゃいけないんだよ。
時給の安い高いで自分のやっている仕事をないがしろにしちゃいけないんだよ。」
と叱ってくれました。

また、ある友人は 私がマイナスな気持ちに陥って話をしているときに
あえて私にわかる形で、話を切り上げて「もうその話はやめよう」と意思表示をしてくれました。

 

また、あまりうまくいかなかった作品を個展に出したとき「いい出来ではないから」と友人に言うと
「そんなこと言うもんじゃない。そんな姿勢じゃこの先ダメだよ。
どんな時でもあなたは、『こんなに頑張ったんだから絶対に観に来てね』って言える生き方を
しなくちゃいけないんだよ。」と叱咤してくれました。

 

嬉しかったこと、楽しかったこと、たくさんあるけれど
大事な友人たちとの記憶の中でも、とくにありがたかったのは
きちんと叱ってくれたこと。これに尽きます。

 

まだまだ叱られるようなことがたくさんある私ですが
せめて友人たちからの言葉を思い出した時には、
日々を顧みていきたいなあと思うのでした。

 

 

 

 

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