作品について改めて考えた きのうのこと。

 

今年に入ってからまる4ヵ月間をかけて制作した作品が、
このたび お蔵入りとなりました。

お仕事として制作した作品なので、発表如何の権限は ご依頼側にあるわけで
私はそれ以上踏み込むことはできません。

4ヶ月向き合った作品が、日の目をみなかった、という事実を受け入れるしかありません。

私はお金を頂いてそれらの作品を作りましたが
お金のためだけに その作品達に毎日向き合っていたわけではありませんでした。

 

やはり、その作品たちが誰かを喜ばせると思ったから
その可能性に夢をみて、日々作品と向き合っていました。

ものをつくる仕事の人はみな同じだと思います。
そうでなければ、費やせない時間と労力をかけて制作しています。

ご依頼側の方にもさまざまな事情があり、発表を見送ったのだと思います。
ですから、その判断に対してどうこう言う気持ちもありません。

 

私としては
大事な作品の行方を、誰かにゆだねるということは
こういうことなんだ、と再認識しただけです。

 

じつは今までも2回、こういうことがありました。
発表されるといわれて制作した作品が、日の目をみずにどこかへ行きました。

 

私は子どもはいないけれど、作品を作っている間は、まるで新しい命を育てているような状態です。
けれども、その命が生きられるかどうかを他人にゆだねてしまうと
今回のようにどこかへ消えてしまうのでしょう。

 

クリエイトを仕事にするということは
こういうことが、当たり前にあるということです。

本当は、こういう心情をつづるのもアウトなのかもしれません。
今までにあった2回の時には、ぐっとこらえて忘れようとしました。

 

今回は、自分のなかでも大きなことだったので
こうしてブログに綴らせてもらいました。
本当は忘れたいけれど、

絵描きとして、忘れたらだめかなあとも思います。

 

作品を人に委ねてしまうと、その後どう扱われても諦めるしかありません。

だから、私は個展を開いてきました。

自分の作品を自分の手で世間に出したいからです。

このブログも、そうです。自分の言葉を 自分の場所でつむいでいきたいから作りました。

 

こうやって自分の動き方や仕事のやり方を作っていくことが
きっと私には合っているのだと思います。

 

「作品のために、何が出来るだろう。」

これからは、このことを中心に考えていきたいと思います。

ただ、お仕事はこれまでと同じように向き合っていきます。
やっぱり私は人と作品の力を信じたいし、

どういう結果に結びつけるかは自分次第なんだなと

今回、改めて思ったからです。

 

 

 

 

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