日常の怪談 その1~ささやかな3話~

 

私が直接見聞きした話の中からピックアップしたものです。

 

 

1・「ヘビのタマゴを産みつける女性」

某店のマスターは霊感があると自負していて時々不思議な話を聞かせてくれます。

ある日お店に行くと、ふだん温厚なマスターがご立腹気味。なんでも常連客が連れてきた女性が[よくないタイプ]だったそう。

ウチの店に[ヘビのタマゴ]を産みつけていったんだ。他人のナワバリにタマゴを産んでいって、自分の影響力を増やしていくんだ。タマゴがかえらないうちに、お祓いをしなくちゃいけないから大変なんだ」

とのことでした。

 

 

2・「養源院の血天井」

中学校の修学旅行で訪れた、京都の東山にある養源院。

戦の際に死者を放置してあった床板を天井に張り巡らした[血天井]を見学していた時、別のクラスのNさんが突然「イタイ、イタイ」と泣き出してパニック状態に。

生徒数名がNさんを支えて玄関口まで連れていくと、養源院の案内人の方はNさんを見て
「旅行中、この子を1人にしないように。」
と言ったそうです。

 

 

3・「落ちてくるから」

近所にいたご夫婦の話。

旦那さんが奥さんをドライブに連れて行った際、目的地まで遠回りしているので

「あっちの道のほうが近いじゃない?」と聞くと

「あの道は通りたくない」とのこと。

それでも帰りは、観たいドラマがある奥さんが押し切る形で その道路を通過。

 

前方に歩道橋が見えた時、旦那さんが「ホラッ」と言うので奥さんが歩道橋を見上げると、

人が1人、柵を乗り越えて車の前に落ちてきた。

しかし何の衝撃も音もなく、
そのまま通過してから、脇に寄せて駐車した。

旦那さんいわく「通るたびに落ちてくる」そうです。

 

 

(その2に続きます)

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