映画『FOUJITA』感想 オダギリジョーが藤田嗣治/レオナール・フジタを演じた作品。伝説のモデル・モンパルナスのキキが良かった!!

 

映画『FOUJITA』を観ました。

オダギリジョーが藤田嗣治/レオナール・フジタを演じた作品として話題になりました。

藤田嗣治は、エコールド・パリの時代 もっともモテた日本人と言っても過言ではありません。「モテた」という表現は伝説的な芸術家には失礼だと思いますが、実際に彼の作品はもちろんのこと 彼のセンス・人柄・ファッション・・・キャラクターすべてが芸術の都・パリに愛された存在でした。

 

FOUJITA作品の特徴である「乳白色の肌」。

 

俳優・オダギリジョーがFOUJITAに相当寄せていたのもあり、

映画の画面がすばらしいクオリティでした。当時、本当にこういう様子だったんだろうなあと思わせるのに十分な映像でした。


 

管理人が嬉しかったのは、なんといっても『伝説のモデル・モンパルナスのキキ』の登場シーン!

真ん中にいる黒髪おかっぱの女性がキキです。

本名はアリス・プラン。エコールド・パリの時代、カフェの歌手・女優・モデル・画家として芸術家たちのミューズとなり、また自身でも作品や自伝的な文章などを残しています。

写真家マン・レイがキキを撮影した作品「アングルのバイオリン」は有名です。

 

さきほどのFOUJITA作品も、キキがモデルをしたといわれています。

 

 

芸術にとって、モデル・ミューズの存在がどれほど重要なのかを体現した人物。

それがキキです。

こちらの映像、大半はマン・レイによるキキを撮影した作品ですが、

後半にはいってくる素朴な絵画はキキが描いた作品です。

FOUJITAの肖像もありますね!

 

 

管理人は、キキの自伝なども持っていて

学生時代からずっとキキファンでしたので、「モンパルナスのキキ」が歌ったり踊ったりするシーンにとてもトキメキました☺!

 

映画『FOUJITA』は、全編通してその時代の空気感を伝えてくれる作品でした。

 

主人公のFOUJITAのキャラクター描写にあまり惹かれない部分もあったのですが

管理人にとっては、パリのアトリエや酒場が再現されたシーンがすごく魅力的でした。

また、一番オイシイところをもっていく岸部一徳さん登場シーンも良かったです。