10代の頃の逃げ場所。ーすこしだけ、お金と時間を自分のためだけにー

私は、小学校時代にアニメ・漫画の「幽☆遊☆白書」にはまっていまして

アニメで蔵馬というキャラクターの声優をされていた緒方恵美さんのファンでもありました。

緒方恵美さんは、ミュージカル畑の出身という(当時としては)異色の声優さんで

声の演技はもちろん、歌もとても良かったのです。

彼女のファーストアルバム「HALF MOON」は、いい意味で声優の世界とミュージカルの世界の境界線にあるような作品で、アルバム発売当初に中学1年生だった私はとても感動しました。

 


 

私は、お年玉やお小遣いの使いみちをけっこう気にするタイプで

絵や勉強などに役立つものならスムーズに出せるのだけど、娯楽関連にお金を遣うのは抵抗がありました。とくに、オモチャなどは、飽きてしまったらもったいないし・・・

「役立つものとそうでないもの」を子どもの頃からなんとなく気にしていました。

親にうるさく云われた記憶はありません。

だけど、オモチャや娯楽に使うよりは 「自分にとって本当に必要なものに使ったほうがいいんだよな」、と思うタイプでした。

幼いころからずっと親が共働きで、毎朝毎晩忙しい様子を見ていたので

「仕事=お金を稼ぐことはとても大変だ」という認識がありました。

「自分で働いていない状態で、お金をむだに使うのはよくない」と考えるような 安定志向のつよい子どもだったのです^^;。

 


 

そんな中、大好きな声優さんとはいえ 緒方恵美さんのCDアルバムを買うことは

中学1年生当時の私にとっては大きな決断でした(笑)。

ずっとためていたお小遣いを思い切って使いました。

 

またこのアルバムでは緒方恵美さんのウィスパーボイスが活きている楽曲がいくつもあり

スピーカーからの音では拾いきれない音声も多かったので・・・

当時の私としてはさらに大きな決心をして ヘッドフォンも買いました。

 

昼間は色々な雑音があるし、アルバム1枚を集中して聴ける時間もなかったので

毎晩、布団の中に入ってから CDデッキにヘッドフォンをつないで アルバム1枚を通しで聴きました。

その、夜の時間はまさに至福で・・。

中学校時代、自分にとって最も安らげる時間のひとつだったと思います。

 


 

中学校時代~の10代というのは、誰にとっても多感でむずかしく、と同時に印象的な出来事もたくさん起こる時期だと思います。

遊ぼうと思えば、めちゃくちゃに遊びまわることも出来るし(体力があるしこわいもの知らずなので)

学ぼうと思えば、ものすごい吸収力で知識や体験を積み重ねることができるでしょう。

私自身も 色々な体験を積んだ時期でした。

二度と戻りたくはないけれど(笑)あの時期にしか得られなかったものがたくさんありました。

 

そんな時期、自分のやらなければならないこと(私の場合は、絵画の訓練と勉強でした)のほかに、

自分の役に立つかはわからないけれど 無性に好きなもの(アニメ・漫画など)に対して

思い切って、自分の環境のゆるす範囲で お金と時間を使ったことは

今思うと、かなり大きなことでした。

それによって得られた安らぎと満足感は、計り知れません。

 

義務感とは無縁の、心から楽しめる1人きりの時間が持てたことで

日中のあわただしい世界だけに生きるのではなくて

自分で作った 自分のためだけの時間に生きることが出来ました。

そこでエネルギーをチャージできたからこそ、日中も元気でいられた気がします。

 


 

いよいよ受験シーズン本番となり、毎日ピリピリしながら生活されている10代の方も多いと思います。

100%やりきることはとても重要ですが、と同時に

いつもは70%くらいの力でこなして、イザというときに120%を出せるようにしておくことも大切ですよね。

自分の力を使いきってしまわないよう、うまく70%くらいの実力で日常をこなしていきたいですね。

 

そのためにも、自分の(使える)時間とお金を、ほんの少しだけ

自分自身のため(だけ)に使うことが出来ると 気持ちに余裕がうまれると思います。

そっちが生活のメインになっちゃうと 問題ですが・・・・

少しだけ、自分のためだけに。

 

ぜひ おためしください。

 

 

 

 

 

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