表現の面白さについて。

ファインアートの作品を「前衛的か否か」で批評するのは頓珍漢だし、

現代美術の作品に「デッサン力がない」というのは的外れだし、

ハンドメイド作品に「もっと生きる悲しみをにじませて」というのは無理難題である。

 

作品を批判されると思わず萎縮しちゃうけど、その相手の見識が正しいとは、限らない。

 

たとえば写真家のHIROMIXは、コンパクトカメラの作品で高校卒業後、写真新世紀グランプリを受賞してデビューした。
彼女は一部の層から、感性のみでポッと出の初心者だと思われたけど、

実際には幼少時代から油絵を学んで色彩・構図の基礎が出来ていたし、

アラーキーやホンマタカシの現場から多くを学んでいた。

 

通り一遍の知識では判断できない世界だからこそ、表現の世界はおもしろい。

 

知識を蓄えたり議論をする事も大切かもしれないけど、私は、「自分にはわからないことが無数にある」と同時に「自分にしかわからないこともいくつかある」と実感できる瞬間が好き。

 

「表現」を通してみると他者も自分も面白い。

 

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